任意後見監督人は、どのような人が選ばれるのでしょうか?
2022.04.01更新
任意後見監督人は、家庭裁判所が選任します(任意後見契約に関する法律4条1項)。
そして、任意後見監督人の仕事の内容(記事「任意後見監督人は、どのような仕事を行いますか?」参照)から、ご本人の親族ではなく、弁護士等の第三者が選任されることが多くなっています。
任意後見監督人から報酬の請求があった場合には、家庭裁判所の判断により、ご本人の財産から支払われることになります。
なお、任意後見受任者又は任意後見人の配偶者、直系血族及び兄弟姉妹は、任意後見監督人となることができません(法5条)。