遺言のメリット
法定相続分とは異なる割合で財産を分配させたい
例
- 同居して、老後の面倒を見てくれた長男には多めに相続させたい
- 家族に迷惑をかけている子供には相続分を少なくしたい
メリット
生前の被相続人の気持ちを目に見える形で反映でき、その他の相続人の感情的負担を軽減できる
財産の分配を自分自身で予め指定したい
例
長男には不動産を、長女には貯金を与えたい
メリット
相続人の生活状況を事前に考慮した上で配分できる
法定相続人でない人に財産を残したい
例
- 老後の面倒を熱心に見てくれたヘルパーさんに感謝の気持ちとして財産を残してあげたい
- 長年内縁関係にあった人に財産を残したい
メリット
親族以外の第三者に財産を残せる
自分が指定した条件を履行したら財産を残したい(負担付遺贈)
例
- 老後の面倒を見てくれたら、自分の財産を相続させたい
- ペットの世話をしてくれるなら相続させる
メリット
財産を残す代わりに、履行して欲しい条件がある
※負担付遺贈の場合は、条件履行を確実なものとするために「遺言執行者」を予め選任しておくことをお勧めします
婚外子の認知をしたい
メリット
認知をした上で、婚外子と実子の配分割合を同等にすることもできる
葬儀方法やお墓について指定したい
この場合、法的拘束力はありません